しゃんしゃん

デジタル大辞泉

しゃん‐しゃん

［副］(スル)

１ 鈴などが続けて鳴る音を表す語。「—（と）鈴を鳴らして馬車が通る」

２ 大ぜいの人がそろって手を打つ音や、そのさまを表す語。多く、物事が円満に収まったことを祝ってする。「では、めでたく—と手を締めましょう」

３ （比喩的に）物事が円満に収まること。多く、問題を棚上げにしたまま、見た目には円満に収めることを揶揄(やゆ)していう。「—総会」

４ 肉体的に衰えを見せず、元気で活動しているさま。「年の割りには—している」

５ 仕事を手順よく処理するさま。「—片づける」

６ 湯が沸き立つさま。

「据風呂も—、かかり湯取って加減見て」〈浄・丹波与作〉

高松の方言

しゃんしゃん

方言	意味
しゃんしゃん	手ぎわよく・てきぱき。渋帯なく物ごとを処理すること。東京では「じゃんじゃん」という。「じゃんじゃん」は警鐘の音で，急(せ)き立てられる気持ちを表現したもの。

Weblio日本語例文用例辞書

「しゃんしゃん」の例文・使い方・用例・文例

• 人が手を打ってしゃんしゃん音をたてるさま
• 湯がわきたってしゃんしゃん音をたてるさま
• 体がしゃんしゃんする