リバース(トランスミッション機能)の実現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 02:19 UTC 版)
「キュニョーの砲車」の記事における「リバース(トランスミッション機能)の実現」の解説
ピストンからのバーを架け替えることによりリバースも実現していた。 前進用4箇所が90度間隔。前進の為だけであればラチェットの歯は片側ラチェットに4箇所ですむ。しかし、リバース用にさらに逆向きの歯が4つ、前進用と位相を45度ずらして切り込みがあり、ラチェット上には45度間隔で前進用後退用が交互に計8つの切り込みがつくられている。 前進後退の切り替えのため、爪が可動し、後退時はストッパー部が上側に引き上げる方向にできる。一旦停止し、車輪両側の爪を共に反対にセットする。クランクが引き上げるように力が入るのは、前進時とは反対側のシリンダーのピストンの押し下げ動力がてこの原理で伝わったものを利用している。
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