リニューアル車両「KUMA」への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/30 08:30 UTC 版)
「くま川鉄道KT-100形気動車」の記事における「リニューアル車両「KUMA」への改造」の解説
2009年、KT-103とKT-203が水戸岡鋭治のデザインによる改修工事を実施され、KT-203には「KUMA-1」、KT-103には「KUMA-2」の愛称が付けられた。 2両とも外部色は深緑色に各種のロゴを入れた塗装となっている。KUMA-1は沿線地域の自然と博物誌をモチーフにした車内デザインで、車内のロングシートが1席ごとに背もたれと座布団を分割した木製の座席に取り替えられ、床はフローリングとなり、壁面などに沿線地域の動植物のアクリル封入標本やグラフィックボードを設置している。座席定員は32名。KUMA-2は沿線地域の見所をイメージした車内デザインで、座席配置はセミクロスシートのままであるが、木製の座席に取り替えられ、KUMA-1と同じく床はフローリングとなっており、座席定員は47名である。 このリニューアル車両は、2009年4月1日に運行を開始したが、2016年6月26日に運用を終了した。 廃車後は2両ともにあさぎり駅の側線にて静態保存されている。
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