リチャージャブル・ダイレクトカーボン型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 07:47 UTC 版)
「ダイレクトカーボン型燃料電池」の記事における「リチャージャブル・ダイレクトカーボン型」の解説
東京工業大学の伊原学らの研究により、炭化水素を熱分解した純炭素をエネルギー源としたダイレクトカーボン型燃料電池が最大出力0.26W/cm2に達したと発表している。従来のSOFC素子は炭化水素雰囲気内で燃料極に炭素が析出することで寿命が悪化していたが、逆にエネルギー源として活用することで新しい反応プロセスを見出した。Ni/YSZ(ニッケルとイットリアドープジルコニア(YSZ))にSrZr0.95Y0.05O3-α(SZY)、Ni/GDC(ガドリニウムドープドセリア(GDC))にSrCe0.95Yb0.05 O3-α(SCYB)などのプロトン伝導体を電極にインフィルトレーション法によって微量添加することで、燃料極の高活性化および炭素の析出が抑制されることが証明された。
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