リソースフォークの構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:37 UTC 版)
「リソースフォーク」の記事における「リソースフォークの構造」の解説
リソースフォークの構造は、リソースデータの配置を記録する「リソースマップ」と呼ばれるデータがあり、これによりリソースデータに定義されたIDや名前によってランダムアクセスを容易にしている。それとは別に実際のデータとなるリソースデータが記録され、大まかに分けてこの二つで構成されているが、実際には一つのタイプに複数のデータを記録できる階層構造になっている。リソースデータは、記録する情報の種類によって情報の記録形式が定義されており、その種類のことを「リソースタイプ」という。なお、リソースタイプは自分で自由に定義できる。また、リソースデータは他のタイプのデータを参照していることがよくある。 ヘッダ(リソースデータおよびリソースマップの開始位置や長さなどを記録) リソースデータ(実際のデータ。データの先頭4バイトにデータ長を記録している。データごとに複数個存在する) リソースマップ(リソースデータがどこに記録されているかなどを記録。内部は以下のようになっている)リソースタイプリスト(どのようなリソースタイプが使用されているかなどを記録) リソース参照リスト(指定IDが持つリソースデータの開始位置とそのリソースにつけられた名前への位置を記録) リソース名リスト(リソースデータに対して名前でアクセスする際に利用する名前を記録)
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