リソースフォークの現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:37 UTC 版)
「リソースフォーク」の記事における「リソースフォークの現状」の解説
インターネットが浸透した現在、ほかのOSのユーザとファイルを共有することが当たり前になってくると、リソースフォークの存在によりほかのOSのユーザを困惑させることがたびたび起こるようになってしまった。そこでmacOSでは、リソースフォークの使用を極力控えることになった。これによりほかのOSでリソースフォークが邪魔することがなくなり、ファイル共有も容易になった。一方で、リソースフォークの代替としてバンドルと呼ばれる、フォルダ階層の中に、リソースフォークにあたるデータをデータフォーク側に格納するようにもした。定型化された情報が多いアプリケーションでとくに多用されている。 こういった改良のおかげでファイル共有が容易になったばかりでなく、リソースフォークのないUNIXのソフトウェアも簡単に移植できるようになった。 macOSではファイルに拡張子を付けることが推奨されているが、プロパティリストを使って、ユーザがなるべく拡張子を意識することがないように工夫されている。
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