リアクティブ・ライドハイト・サスペンション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 07:07 UTC 版)
「ロータス・E20」の記事における「リアクティブ・ライドハイト・サスペンション」の解説
開発中にはフロントサスペンションに車高調節システム(リアクティブ・ライドハイト)を採用する予定と報じられた。この装置は減速時にブレーキキャリパーの動きを利用して、アップライトのプッシュロッド接続部が伸びる。ブレーキング中のノーズダイブを防止するため、車高を低く設定することができ、ダウンフォースの獲得にメリットがある。また、アクティブサスペンションのような電子制御ユニットではなく、受動型(パッシブ)かつ機械式であるため合法であると見られた。 ロータスはFIAの確認を得ながら極秘に開発を続けており、この情報が伝わると他チームにも追随する動きが見られた。しかし、シーズン開幕前にFIAが見解を改め、可変空力装置の禁止規定に抵触すると判断したことで、システムの実戦投入はできなくなった。
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