ランボルギーニ・エゴイスタとは? わかりやすく解説

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ランボルギーニ・エゴイスタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/11 14:01 UTC 版)

ランボルギーニ・エゴイスタ
概要
製造国 イタリア
販売期間 2013年
ボディ
乗車定員 1人
ボディタイプ 2ドアクーペ
パワートレイン
エンジン 5.2L V型10気筒
最高出力 600ps
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エゴイスタ(Egoista)とは、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニ社が製造したコンセプトカーである。「エゴイスタ」とはイタリア語で「利己主義者」を意味する。

概要

サイド

ランボルギーニの創立50周年を記念し、フォルクスワーゲングループのデザイン部門を統括するヴァルター・デ・シルバによって提案された。

エクステリアはシングルシーターを採用するなど、攻撃ヘリコプターであるAH-64 アパッチからインスピレーションを得てデザインされた非常に独特なもの。窓にはオレンジ色の防幻フィルムが貼られているなど、徹底的に戦闘機を意識した構造となっている。インテリアはかつてアウディのデザイン部を率いていたシュテファン・ジーラフが担当。カーボンファイバーとアルミをふんだんに用い、1人用のレーシングシートとストラップが色分けされた4点式シートベルトを装備し、ドライバーの眼前には計器クラスタの他、ヘッドアップディスプレイが備わる。

コクピットから降りる際には、操縦桿のような形状のステアリング・ホイールを外してメーターパネルの上へ置き、電動開閉式キャノピーを跳ね上げ、シートの上に立ってボディ側方の定められた位置(「STEP HERE」とマーキングされている場所)に座り、足を180度回して車外へ出し、同じくボディパネル上の定められた場所に足を置いて立ち上がる、という一連の動作を取る必要がある。ランボルギーニによれば「実用的ではないが、このような車を作ることに意義があると考えている」という[1]

現在はランボルギーニミュージアムで展示されている。

脚注


ランボルギーニ S.p.A. ロードカータイムライン 1962-
タイプ 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8
MR(含ミッドシップ4駆) V12 ミウラ カウンタック ディアブロ ムルシエラゴ アヴェンタドール アヴェンタドールS
イオタ レヴェントン ヴェネーノ チェンテナリオ
V8/V10 シルエット ジャルパ ガヤルド ウラカン
2+2 ウラッコ
FR GT 350GT
2+2 400GT イスレロ ハラマ
エスパーダ
クロスカントリー4WD
SUV
LM002 ウルス
オーナー
親会社
フェルッチオ・ランボルギーニ ロセッティ、
レイマー
イタリア政府管理下 ミムラン クライスラー メガテック Vパワー アウディ
試作レーシングカー: ランボルギーニ・イオタ(1969)、ランボルギーニ・ハラマRS(1973)、ランボルギーニ・ウラッコ・ラリー(1973)
コンセプトカー: ランボルギーニ・エストーケ(2008)、ランボルギーニ・エゴイスタ(2013)、ランボルギーニ・アステリオン(2014)、ランボルギーニ・テルツォ ミッレニオ(2017)
人物: フェルッチオ・ランボルギーニジャンパオロ・ダラーラマルチェロ・ガンディーニパオロ・スタンツァーニ
公式WEBサイト: Automobili Lamborghini Holding Spa



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