ラモン・カルデナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 13:34 UTC 版)
基本情報 | |
---|---|
通称 | Dinamita(ダイナマイト) |
階級 | スーパーバンタム級 |
身長 | 165cm |
リーチ | 170cm |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 1995年11月7日(29歳) |
出身地 | テキサス州サンアントニオ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 28 |
勝ち | 26 |
KO勝ち | 14 |
敗け | 2 |
ラモン・カルデナス(Ramon Cardenas、1995年11月7日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。テキサス州サンアントニオ出身。
来歴
2015年7月25日、コアウイラ州のピエドラス・ネグラスにてジョナサン・エルナンデスとスーパーバンタム級4回戦を行い、初回2分15秒KO勝ちを収めプロデビュー戦を白星で飾った。
2015年8月8日、サンアントニオのイベントセンターにてポルフィリオ・アレジャーノとスーパーバンタム級4回戦を行い、4回判定3-0(40-36 × 2、39-37)の判定勝ちを収めた。
2015年10月6日、サンアントニオのカウボーイズ・ダンス・ホールにてジェイミー・エルナンデスとスーパーバンタム級4回戦を行い、4回判定3-0(40-36 × 3)の判定勝ちを収めた。
2016年1月16日、イーグルパスのインターナショナル・センター・フォー・トレードにてラベール・ウィルソンとフェザー級4回戦を行い、初回1分53秒KO勝ちを収めた。
2016年5月28日、サンアントニオのカウボーイズ・ダンス・ホールにてイサウ・デュエネスとスーパーバンタム級4回戦を行い、4回判定3-0(40-36 × 2、39-37)の判定勝ちを収めた。
2016年5月31日、モンテレイのアリーナ・エル・ジェフェにてホセ・マリア・オリバレスとフェザー級6回戦を行い、2回1分32秒TKO勝ちを収めた。
2016年6月28日、モンテレイのアリーナ・エル・ジェフェにてルイス・アラウホ・ラミレスとスーパーバンタム級6回戦を行い、3回KO勝ちを収めた。
2016年9月13日、モンテレイのアリーナ・エル・ジェフェにてイバン・ナヘラ・カルデロとスーパーフェザー級6回戦を行い、6回判定勝ちを収めた。
2016年10月25日、モンテレイのジムナシオ・ヌエボ・レオン・ウニドにてミゲル・アンヘル・ロドリゲス・ララとスーパーフェザー級6回戦を行い、2回2分6秒TKO勝ちを収めた。
2016年11月29日、モンテレイのアリーナ・エル・ジェフェにてエリウド・モントーヤ・ゴンサレスとスーパーフェザー級6回戦を行い、3回2分10秒TKO勝ちを収めた。
2017年2月10日、モンテレイのジムナシオ・ヌエボ・レオン・ウニドにてルイス・バラ・カリージョとスーパーフェザー級8回戦を行い、初回1分57秒TKO勝ちを収めた。
2017年3月4日、サンアントニオのラスト・チャンス・ミニストリーズにてビクトル・ロサズとライト級6回戦を行い、6回判定3-0(59-54 × 2、58-55)の判定勝ちを収めた。
2017年4月25日、モンテレイのアリーナ・エル・ジェフェにてダニー・フローレスとスーパーバンタム級10回戦を行うも、プロ初黒星となる10回判定0-2の判定負けを喫した。
2017年9月26日、モンテレイのアリーナ・エル・ジェフェにてガビノ・エルナンデスとフェザー級6回戦を行い、6回判定3-0の判定勝ちを収めた。
2017年11月28日、モンテレイのアリーナ・エル・ジェフェにてネストル・ロブレドとフェザー級10回戦を行い、4回51秒TKO勝ちを収めた。
2018年6月23日、サンアントニオのアルサファー・シュリナーズにてフアン・カルロス・ギレンとフェザー級8回戦を行い、6回52秒TKO勝ちを収めた。
2018年10月27日、サンアントニオのサンアントニオ・シュライン・オーディトリアムにてラムジー・ルナとABF米大陸フェザー級王座決定戦を行い、10回判定3-0(96-94×2、97-93)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2019年3月24日、オクソン・ヒルのMGM・ナショナル・バーバーにてライアン・リー・アレンとフェザー級6回戦を行い、6回判定2-1(58-56×2、56-58)の判定勝ちを収めた。
2019年11月30日、カンクンのセントロ・デ・アルト・レンディミエントにてエドゥアルド・マルティネスとフェザー級6回戦を行い、6回判定3-0(59-55×2、58-56)の判定勝ちを収めた。
2021年2月20日、オーランドのカリベ・ロイヤル・オーランドにてアンヘル・アントニオ・コントレラスとNABA米国スーパーバンタム級王座決定戦を行い、8回判定2-1(78-74、77-75、75-77)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2021年8月14日、オーランドのカリベ・ロイヤル・オーランドにてマルビン・ソラノとWBAコンチネンタルバンタム級王座決定戦を行い、3回1分5秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2022年7月9日、サンアントニオのアラモドームにてミシェル・バンケスとバンタム級10回戦を行い、10回判定3-0(97-93 × 2、96-94)の判定勝ちを収めた。
2023年5月26日、サンアントニオのスモーク・スカイ・バーにてロドリゴ・ゲレーロとスーパーフェザー級6回戦を行い、2回棄権によるTKO勝ちを収めた。
2023年9月15日、サンアントニオのボーイング・センター・アット・テックポートにてラファエル・ペドロサとスーパーバンタム級10回戦を行い、2回1分22秒KO勝ちを収めた。
2024年2月16日、プラントシティのホワイトサンズ・イベント・センターにてイスラエル・ロドリゲス・ピカソとWBC中央アメリカスーパーバンタム級王座決定戦を行い、6回棄権によるTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2024年4月24日、プラントシティのプロボックス・TV・イベント・センターにてヘスス・ラミレス・ルビオとWBA北米大陸スーパーバンタム級王座決定戦を行い、9回1分37秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2025年2月8日、サンアントニオのボーイング・センター・アット・テックポートにてブライアン・アコスタとスーパーバンタム級10回戦を行い、10回判定3-0(95-94×2、97-92)の判定勝ちを収めた。
2025年5月4日、ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナにてWBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)とWBA・WBC・IBF・WBO世界同級タイトルマッチを行った。2回で井上にキャリア2度目のダウンを奪い、井上が数々の世界王者を倒してきたラッシュを2度も耐えるなど期待以上に奮闘したものの自身初のKO負けとなる8回45秒TKO負けを喫した。この対戦の決定直後、アメリカのメディア「BOXINGNEWS24」は、カルデナスのキャリアについて「無名の相手と戦ってきた」と評価。井上とは大きな実力差があるとしてマッチメークを疑問視した[1]。後日、WBAはカルデナスについてWBA世界同級1位に据え置くことを発表した。
戦績
- プロボクシング:28戦 26勝 (14KO) 2敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2015年7月25日 | ☆ | 1R 2:15 | KO | ジョナサン・エルナンデス | ![]() |
プロデビュー戦 |
2 | 2015年8月8日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ポルフィリオ・アレジャーノ | ![]() |
|
3 | 2015年10月6日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ジェイミー・エルナンデス | ![]() |
|
4 | 2016年1月16日 | ☆ | 1R 1:53 | KO | ラベール・ウィルソン | ![]() |
|
5 | 2016年5月28日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | イサウ・デュエネス | ![]() |
|
6 | 2016年5月31日 | ☆ | 2R 1:32 | TKO | ホセ・マリア・オリバレス | ![]() |
|
7 | 2016年6月28日 | ☆ | 3R | KO | ルイス・アラウホ・ラミレス | ![]() |
|
8 | 2016年9月13日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | イバン・ナヘラ・カルデロ | ![]() |
|
9 | 2016年10月25日 | ☆ | 2R 2:06 | TKO | ミゲル・アンヘル・ロドリゲス・ララ | ![]() |
|
10 | 2016年11月29日 | ☆ | 3R 2:10 | TKO | エリウド・モントーヤ・ゴンサレス | ![]() |
|
11 | 2017年2月10日 | ☆ | 1R 1:57 | TKO | ルイス・バラ・カリージョ | ![]() |
|
12 | 2017年3月4日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ビクトル・ロサズ | ![]() |
|
13 | 2017年4月25日 | ★ | 10R | 判定0-2 | ダニー・フローレス | ![]() |
|
14 | 2017年9月26日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ガビノ・エルナンデス | ![]() |
|
15 | 2017年11月28日 | ☆ | 4R 0:51 | TKO | ネストル・ロブレド | ![]() |
|
16 | 2018年6月23日 | ☆ | 6R 0:52 | TKO | フアン・カルロス・ギレン | ![]() |
|
17 | 2018年10月27日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ラムジー・ルナ | ![]() |
ABF米大陸フェザー級王座決定戦 |
18 | 2019年3月24日 | ☆ | 6R | 判定2-1 | ライアン・リー・アレン | ![]() |
|
19 | 2019年11月30日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | エドゥアルド・マルティネス | ![]() |
|
20 | 2021年2月20日 | ☆ | 8R | 判定2-1 | アンヘル・アントニオ・コントレラス | ![]() |
NABA米国スーパーバンタム級王座決定戦 |
21 | 2021年8月14日 | ☆ | 3R 1:05 | TKO | マルビン・ソラノ | ![]() |
WBAコンチネンタルバンタム級王座決定戦 |
22 | 2022年7月9日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ミシェル・バンケス | ![]() |
|
23 | 2023年5月26日 | ☆ | 2R 終了 | TKO | ロドリゴ・ゲレーロ | ![]() |
|
24 | 2023年9月15日 | ☆ | 2R 1:22 | TKO | ラファエル・ペドロサ | ![]() |
|
25 | 2024年2月16日 | ☆ | 6R 終了 | TKO | イスラエル・ロドリゲス・ピカソ | ![]() |
WBC中央アメリカスーパーバンタム級王座決定戦 |
26 | 2024年4月24日 | ☆ | 9R 1:37 | KO | ヘスス・ラミレス・ルビオ | ![]() |
WBA北米大陸スーパーバンタム級王座決定戦 |
27 | 2025年2月8日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ブライアン・アコスタ | ![]() |
|
28 | 2025年5月4日 | ★ | 8R 0:45 | TKO | 井上尚弥(大橋) | ![]() |
WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ |
テンプレート |
獲得タイトル
脚注
- ^ “井上尚弥の今後2試合が決定 格下相手に米メディア不満「リスク冒さない」”. 東京スポーツ (2025年3月7日). 2025年3月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- Ramon Cardenas (@RamonDinamita) - X(旧Twitter)
- Ramon Romano Cardenas (@dinamitacardenas) - Instagram
- ラモン・カルデナスの戦績 - BoxRec
- ラモン・カルデナスのページへのリンク