ラマシュトゥへの嘆きの詩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 08:16 UTC 版)
「ラマシュトゥ」の記事における「ラマシュトゥへの嘆きの詩」の解説
「 赤ん坊を亡き者する天の娘ラマシュトゥよ。 天の娘の魔手が迫り、抱擁は死を誘う。 そなたは憤怒し歓喜に打ち震えながら残忍に子を喰らう。 子を盗む天の娘はやがて逃げ去る。 そなたは生業の最中に娘の子を孕む腹をまさぐり 娘の腹を切り裂き子を引きちぎりだす。 娘の子は神の子ひとり、ああ天の娘の兄弟よ。 娘はもうすでに子はそなたに奪われた その姿は獅子の頭 その姿はロバの歯とロバの体躯と人の体躯を併せ持つ。 天の娘は獅子のごとく猛き王者のように振る舞い 天の娘は地獄の番犬のごとく咆哮す 」 以上の詩が残されている。医療が満足に無い多産多死社会の悲哀を謡っている。
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