ジャン・ビュリダン
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ジャン・ビュリダン(Jean Buridan、1295年頃 - 1358年)はフランスの司祭で、ヨーロッパにおける科学革命の火付け役の一人である。中世後期を代表する哲学者の一人であり、今日ではむしろ哲学者として記憶されている。彼は「インペトゥス」("Impetus")理論を展開し、現代的な慣性の概念に迫った。ラテン語名はヨハンネス・ブリダヌス(Johannes Buridanus)。よく知られた思考実験「ビュリダンのロバ」[注 1]は彼の名に由来する(ただし彼の現存する著作に、この思考実験に言及したものはない)。
- ^ 二つの全く等しい藁の山をロバから全く等距離に置くと、ロバはどちらを選ぶか決めかねて飢死してしまう、という思考実験。
- 1 ジャン・ビュリダンとは
- 2 ジャン・ビュリダンの概要
- 3 推薦資料
- 4 外部リンク
- ヨハネス・ブリダヌスのページへのリンク