ユーゴスラビアでの扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/02 02:51 UTC 版)
「セルビア語キリル・アルファベット」の記事における「ユーゴスラビアでの扱い」の解説
1918年に成立したセルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国(ユーゴスラビア王国)において、キリル文字はラテン文字とともにセルビア・クロアチア語の公式の文字とされた。 1990年代にユーゴスラビア社会主義連邦共和国が崩壊すると、セルビア・クロアチア語は民族ごとに別言語として分け隔てられ、クロアチアではキリル文字は公式のものではなくなった。一方、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロおよびセルビアでは公式の文字としてキリル文字を使用し続けている。なお、スロベニアおよびマケドニア共和国ではセルビア・クロアチア語は公用語とされていなかった。 2006年のセルビア憲法(英語版)では、キリル文字はセルビア共和国で唯一の公式の文字とされた。
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