山立浪草
ヤマタツナミソウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 06:05 UTC 版)
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![]() ヤマタツナミソウ Scutellaria pekinensis var. transitra
伊吹山、2013年6月22日 | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Scutellaria pekinensis Maxim. var. transitra (Makino) H.Hara[1] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヤマタツナミソウ(山立浪草) |
ヤマタツナミソウ(山立浪草、学名:Scutellaria pekinensis Maxim. var. transitra (Makino) H.Hara[1])は、シソ科タツナミソウ属の多年草の1種。
生育環境
北海道・本州・四国・九州で山地の樹陰や林のふちなどに生える。
特徴
白色の地下茎を伸ばす。地上茎は四角ばり、まっすぐ立って15-30 cmに伸びる。葉は対生し葉柄がある。葉脈の上が紫色を帯びることがある。
花
春に茎の上部に葉のような葉包を持つ花穂をつけ、薄紫で唇形の花をつける。おしべ4本のうち2本が長い。タツナミソウの仲間は、茎から出た花が根元で急に直角に曲がるので、花は真上に向かって立つ。しかし、ヤマタツナミソウは約60度曲がるだけなので、30度ほど傾いて咲く。
近縁種
- タツナミソウ Scutellaria undica L.
- コバノタツナミ Scutellaria indica L. var. parvifolia (Makino) Makino
- オカタツナミソウ Scutellaria brachyspica Nakai et H.Hara
- シソバタツナミ Scutellaria laeteviolacea Koidz.
脚注
参考文献
- 冨成忠夫『野草ハンドブック1 春の花』山と溪谷社、1974年(1984年16版)、41ページ
関連項目
外部リンク
- ヤマタツナミソウの標本(長野県上伊那郡長谷村戸台で1980年6月18日に採集) (千葉大学附属図書館)
- “日本のレッドデータ検索システム・ヤマタツナミソウ”. エンビジョン環境保全事務局. 2014年6月13日閲覧。
- Scutellaria pekinensis var. transitra (Makino) H.Hara (The Plant List)(英語)
固有名詞の分類
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