ヤマタイミンガサとは? わかりやすく解説

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ヤマタイミンガサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/14 15:16 UTC 版)

ヤマタイミンガサ
福島県会津地方、2009年9月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: コウモリソウ属 Parasenecio
: ヤマタイミンガサ
Parasenecio yatabei
学名
Parasenecio yatabei (Matsum. et Koidz.) H.Koyama
シノニム
  • Cacalia yatabei Matsum. et Koidz.
和名
ヤマタイミンガサ(山大明傘)

ヤマタイミンガサ(山大明傘、学名Parasenecio yatabei)は、キク科コウモリソウ属多年草。別名タイミンガサモドキ

特徴

の高さは60-90cm。は茎に互生し、ふつう3枚ある。下部の葉は17-19cmある長い葉柄をもち、基部は短く鞘状になる。葉身は掌状円形で9-10裂し、下部の葉は長さ17-24cm、幅30-35cmになり、中部の葉の葉柄は4-7cm、葉身は長さ12-14cm、幅15-22cmになる。

花期は7-9月、茎の先に円錐花序状に白色の頭花をつける。総苞は長さ5-10mmの筒状、総苞片は5個。頭花は5-6個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は長さ8.5-10mmで5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。

分布と生育環境

本州の宮城県以南から中部地方まで、および四国又は韓国の忠清北道に分布し、深山の湿り気のある落葉樹林の林床、標高700メータ-以上の高地、林縁に自生する。群生することが多い。

参考文献




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