モーシェ・アツモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/16 10:31 UTC 版)
モーシェ・アツモン | |
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原語名 | ヘブライ語: משה עצמון, ラテン文字転写: Moshe Atzmon |
出生名 | グロースベルゲル・モーシェ Grószberger Móse |
生誕 | 1931年7月30日(93歳) |
出身地 | ![]() → ![]() |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
モーシェ・アツモン(ヘブライ語: משה עצמון, ラテン文字転写: Moshe Atzmon, 1931年7月30日 - )は、ハンガリー出身のイスラエルの指揮者。本来の姓名はグロースベルゲル・モーシェ(Grószberger Móse)[1]。
経歴
ブダペスト出身。地元で音楽教育を受け、13歳のとき家族でテルアヴィヴに移住。テルアヴィヴとエルサレムでチェロとホルンを学び、ホルン奏者として出発するも、ロンドンに留学して指揮者の修業を積む。
ベルリンやミュンヘンやウィーンなど各地の主要な交響楽団で客演し、数々の賞を受賞した。また、永らくシドニー交響楽団の首席指揮者の地位にあった。交響曲のみならずオペラにも造詣が深く、ドルトムントの歌劇場で音楽監督を務めた。日本においては、1987年から2016年まで名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者(1993年以降は名誉指揮者)をつとめた。また、東京都交響楽団ではアドバイザーと首席指揮者を務める。
指揮者としての活動は、2016年で引退した[2]。
脚注
外部リンク
先代 |
ドルトムント歌劇場音楽総監督 | 次代 |
先代 渡邉暁雄 |
東京都交響楽団音楽顧問・首席指揮者 1978年 - 1983年 |
次代 ズデニェク・コシュラー、ジャン・フルネ、ペーター・マーク 定期招聘指揮者 |
先代 外山雄三 |
名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者 1987年 - 1993年 |
次代 飯守泰次郎 |
先代 オウェイン・アーウェル・ヒューズ |
オールボー交響楽団首席指揮者 1999年 - 2002年 |
次代 マティアス・アッシュバッハー |
固有名詞の分類
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