メタンハイドレート
水深500m以深の海底上層に埋まっているメタンガスが、水の分子に取り込まれたシャーベット状の固体をいう。化学的にはメタンの水和物で、水分子のつくる籠状の構造の中にメタン分子が閉じ込められている。全世界の深海底上層部にシャーベット状の固体で存在し、地表ではメタンと水に分解する。埋蔵量も膨大で、現在の全化石燃料の2倍に達するとの推定が発表されている。メタンハイドレートの取り扱いは難しく近年、研究が開始されたばかりであり、深海底からの採掘法を含めて今後の技術開発が不可欠であるが、超長期的次世代エネルギー資源として着目されている。
メタンハイドレートと同じ種類の言葉
Weblioに収録されているすべての辞書からメタンハイドレートを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からメタンハイドレート を検索
- メタンハイドレートのページへのリンク