メキシコアカボウシインコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 07:37 UTC 版)
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メキシコアカボウシインコ
Amazona viridigenalis |
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]()
ワシントン条約附属書I
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Amazona viridigenalis (Cassin, 1853) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
メキシコアカボウシインコ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Green-cheeked amazon |
メキシコアカボウシインコ(Amazona viridigenalis)は、オウム目インコ科に分類される鳥類。
分布
アメリカ合衆国へ移入・定着。
形態
全長30-33cm。[1]全身は緑色の羽毛で被われる。[1]額から頭頂は赤、眼上部から頸部にかけて青灰色で被われる。[1]後頭や頸部を被う羽毛の外縁(羽縁)は暗色で、鱗状に見える。[1]初列風切の色彩は黒や暗青色、外側次列風切の色彩は赤い。[1]
眼の周囲には羽毛がなく白い皮膚が露出する。[1]虹彩は黄色。[1]嘴の色彩は黄白色。[1]後肢の色彩は淡灰色。[1]
生態
乾燥した常緑樹林、渓谷内の落葉樹林などに生息する。[1]非繁殖期には標高1,200m以下のあるカシとマツからなる混交林にも生息する。[1]20-100羽の群れを形成して生活する。[1]冬季になると大規模な群れを形成し、食物を求めて放浪する。[1]
繁殖形態は卵生。繁殖期になるとペアで生活する。3-5月に地表から6-20mの高さにある樹洞やキツツキの古巣に、1回に3-4個の卵を産む。[1]飼育下での抱卵期間は28日。[1]育雛期間は9週間。[1]
人間との関係
トウモロコシなどの農作物を食害する[1]害鳥とみなされることもある。
開発による生息地の破壊、害鳥としての駆除、ペット用の乱獲などにより生息数は激減している。[1]
関連項目
参考文献
外部リンク
- CITES homepage
- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Amazona viridigenalis. IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.2.
固有名詞の分類
ワシントン条約付属書I類 |
ミュラーテナガザル アジルテナガザル メキシコアカボウシインコ ブドウイロボウシインコ キツネザル科 |
オウム目 |
クルマサカオウム カロライナインコ メキシコアカボウシインコ オオホンセイインコ ブドウイロボウシインコ |
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