ムダルニズマの初期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/01 06:10 UTC 版)
「ジュゼップ・プッチ・イ・カダファルク」の記事における「ムダルニズマの初期」の解説
カーサ・マルティはゴシック様式の変形であり、1896年に建物が完成、1897年に「四匹の猫」が開店した。「四匹の猫」の開店にはミケル・ウトリーリョ(スペイン語版)、サンティアゴ・ルシニョール、ラモン・カザス、ペラ・ルメウ(スペイン語版)の4人が関わり、いずれもカフェ「ル・シャ・ノワール」(黒猫)があるパリ・モンマルトルに在住した経験があった。 バルセロナのグラシア大通り(スペイン語版)には「不協和音(スペイン語版)」と呼ばれる一角があり、プッチ・イ・カダファルク、ガウディ、ドゥメナク・イ・ムンタネーが設計した3件の建物が接近している。1898年から1900年にはまずプッチ・イ・カダファルクが設計したアマトリェー邸(スペイン語版)が建設され、数年後にはガウディが請け負ったバトリョ邸がアマトリェー邸の隣で改築された。数軒先にはドゥメナク・イ・ムンタネーが手掛けたリェオ・モレラ邸(スペイン語版)があり、今日のリェオ・モレラ邸の1階には皮革製品ブランドのロエベが入居している。ムダルニズマ建築には建築用装飾を専門とする彫刻家が数多く関わっており、アマトリェー邸には名声を博していた彫刻家アルフォンス・ジュヨールが携わっている。
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