中全音律とは? わかりやすく解説

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中全音律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 20:39 UTC 版)

中全音律(ちゅうぜんおんりつ、: meantone temperament)は、三度音程の純正度を確保するために、完全五度純正音程よりも僅かに狭めた音律である。全音の音程が大全音(9/8)と小全音(10/9)の間の大きさとなるために中全音律と呼ばれる。ミーントーンと呼ばれることも多い。15~19世紀に主に鍵盤楽器調律で使用された。狭義には純正な長三度が得られる1/4コンマ中全音律を指す。


  1. ^ Mark Lindley, "Fifteenth-Century Evidence for Meantone Temperament," Proceedings of the Royal Musical Association, Vol. 102, Issue 1, 1975, pp. 37-51.


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