ミームの選択
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 06:19 UTC 版)
安全を好む、性のチャンスを欲しがるなど、ミーム進化の要因となる脳の「傾向」は、あくまでも「傾向」であり、私達は必ずしも「傾向」に従う必要はない。私達は、自分で意識的に良いミームと判断したミームを持つことも可能であるとブロディは言っている。 脳がハードウェアでミームがソフトウェアだとすれば、ミームは心のプログラムである(これは、コンピューター・プログラムに喩えている)。何らかのプログラムが自分にとってマイナスならば、私達は自分の心のプログラムを変えることができる。つまり、自分にとって何がよいミームなのかを、自然淘汰に任せるのではなく、意識的に選択するのである。
※この「ミームの選択」の解説は、「ミーム」の解説の一部です。
「ミームの選択」を含む「ミーム」の記事については、「ミーム」の概要を参照ください。
- ミームの選択のページへのリンク