ミラー財団_(タイ)とは? わかりやすく解説

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ミラー財団 (タイ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 16:44 UTC 版)

ミラー財団
The Mirror Foundation
มูลนิธิกระจกเงา
創立者 ソムバット ブンガーマノン
団体種類 非政府組織
設立 1991年
所在地 チエンラーイ県
活動地域 タイ王国北部
活動内容 コミュニティ開発、山岳民族支援、人身取引防止
ウェブサイト http://themirrorfoundation.org/
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ミラー財団は、タイ王国チェンラーイ県の山岳少数民族支援を行っているNGO1991年創設。

概要

ミラー財団は、タイ北部山岳少数民族の国籍、薬物、文化保護、人身取引にかかわる問題に取り組む非政府組織。前身はミラーアートグループといい、1991年にチエンラーイ県で活動を開始した。

所在地

チェンラーイ県 ムアンチエンラーイ郡タムボン・メーヤーオ バーン・フワイチョム ムー1 241 (เลขที่ 241 ม.1 บ้านห้วยขม ต.แม่ยาว อ.เมือง จ.เชียงราย 57100)

活動

現在進行中のプロジェクトが数多くあり、タイ山岳少数民族の国籍申請に関する政府と村民の仲介活動[1][2]、人身取引被害者の捜索、引き戻し活動 [3]、人身取引防止啓蒙活動など行っている。基金では女性と子どもの人身取引防止への取り組みプロジェクトで人身取引を助長する子どもの物乞いへ施しをやらないように訴えている[4][5]。さらに情報技術プロジェクトにも力を入れており、チェンラーイ県および2004年にスマトラ沖地震で被災した地域において、コンピュータ教育も提供している[6]。また財団では山岳民族生活文化センター、バーチャル山岳民族博物館を創設し、文化継承に努めている[7]

宿泊施設

ミラーアートグループ・ゲストハウスを所有しており、エコツーリズムのプログラムなどを提供し、売り上げを財団運営費の一部にしている[8]

ボランティア

ミラー財団は、欧米諸国や日本シンガポールなどからのインターンボランティアを積極的に受け入れていることで知られている。

脚注

  1. ^ Silp, Sai (2006年11月15日). “Proposals seek changes to Thai citizenship law”. エーヤワディー・ニュース・マガジン. オリジナルの2010年8月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100812073308/http://irrawaddy.org/article.php?art_id=6338 2008年10月26日閲覧。 
  2. ^ Macan-Markar, Marwaan (2002年4月10日). “Thailand: Native hill tribes lack basic rights of other Thais”. Inter Press Service English News Wire. オリジナルの2012年10月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121022025101/http://www.highbeam.com/doc/1P1-51966412.html 2008年10月26日閲覧。 
  3. ^ Hongthong, Pennapa (2008年5月8日). “The fight to rescue those who've disappeared”. ネーション. オリジナルの2011年6月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110605092125/http://nationmultimedia.com/2008/05/08/national/national_30072485.php 2008年10月26日閲覧。 
  4. ^ Xiaodan, Du (2007年1月20日). “Migrant workers and trafficking (III): Human trafficking in Asia”. CCTV International. 2008年10月26日閲覧。
  5. ^ Staff (2005年2月26日). “Cash hand-outs 'only fuel crime, trafficking'.”. バンコック・ポスト. http://www.accessmylibrary.com/coms2/summary_0286-18911731_ITM 2008年10月26日閲覧。 
  6. ^ Abennet (2006年6月16日). “Microsoft battles slavery in Asia”. IT World. 2008年10月26日閲覧。
  7. ^ Chinvarakorn, Vasana (2007年6月2日). “We Care: The Living Museum”. バンコック・ポスト. http://www.sri.cmu.ac.th/ethnic/en/page.php?id=702&tid=1027&type=13 2008年10月26日閲覧。 [リンク切れ]
  8. ^ アーカイブされたコピー”. 2011年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年2月9日閲覧。

外部リンク


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