ミシマバイカモとは? わかりやすく解説

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ミシマバイカモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 17:32 UTC 版)

ミシマバイカモ
ミシマバイカモ(静岡県三島市
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キンポウゲ目 Ranunculales
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: キンポウゲ属 Ranunculus
: イチョウバイカモ
R. nipponicus
変種 : ミシマバイカモ R. n. var. japonicus
学名
Ranunculus nipponicus (Makino) Nakai
var. japonicus (Nakai) H. Hara
和名
ミシマバイカモ

ミシマバイカモ(三島梅花藻、Ranunculus nipponicus var. japonicus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年生の水草、イチョウバイカモの変種である。清流に育つ。

概要

ミシマバイカモ

沈水性の常緑多年草である[1]。沈水葉の葉身は扇形またはボンボリ状で糸状裂片に分かれている[1]

花期は5-11月で、水面または水上に白色の花をつける(花弁は5個)[1]

日本固有変種で北海道千歳川、本州では長野県静岡県の一部に分布する[1]

歴史

1930年(昭和5年)に三島市楽寿園の小浜池にて発見された[2]

三島市内では1960年(昭和35年)頃まで川や湧水池に自生していたが、湧水の減少などが原因でいったん絶滅していた[2]1995年(平成7年)に清水町柿田川に自生するミシマバイカモが「三島梅花藻の里」に移植され、さらに源兵衛川などにも移植された[2]

脚注




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