マルチプル・タイタンパー
かつては人力に頼っていた保線作業も、近年は機械化が進み作業の正確さ・迅速性が高まってきました。保線機械の中での“代表的な万能選手”が、このマルチプル・タイタンパーです。タンピング(砂利のつき固め)、レベリング(線路の高さの調整)、ライニング(線路の曲がりの修正)を一度に行う大型機械で、1時間に300〜500mの保線作業が可能です。
このほか、バラスト・クリーナー(砂利の交換をする)、バラスト・コンパクター(砂利の締め固めをする)、マルチプル・パワーレンチ(コンクリートまくらぎの締結装置を締め直す)、レール運搬車、モーターカー、ダンプトロリー、軌道検測車などが導入されています。軌道の保線作業は、列車の安全確保だけでなく民鉄の列車運転回数の増加・輸送力増強を支えています。
Weblioに収録されているすべての辞書からマルチプル・タイタンパーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からマルチプル・タイタンパーを検索
- マルチプル・タイタンパーのページへのリンク