マルチスピーシーズ民族誌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:20 UTC 版)
「環境人文学」の記事における「マルチスピーシーズ民族誌」の解説
人間観の再考についての研究として、人類学や生物学との学際的な研究も行われる。たとえばコミュニケーションという語を人間の外にも拡張し、人間同士だけではなく、人間と他の生物種、人間と場所や物体との接触にも拡げて考察する。他の生物種には、人間の体内で共生している微生物、ウイルス、食用に育てたり共に生活する動植物などが含まれる。こうしたアプローチは、複数生物種の関係を研究するマルチスピーシーズ民族誌とも関連しており、環境人類学やポストコロニアル理論との協働が行われる。
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