マルス7号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/21 17:55 UTC 版)
マルス7号は1973年8月9日に無事打ち上げられ、プロトンロケットで一度宇宙待機軌道に入り、その後火星遷移軌道に入った。燃料を含めた合計の質量は3260kgで、1974年3月9日に火星に到着した。計画された着陸地点は50°S、28°Wだったが、高度制御装置または逆推進ロケットの故障のため、着陸機は予定より早い到着の4時間前に切り離されてしまった。その結果、着陸機は火星から逸れ、1300kmの距離を通過した。母船と着陸機はともに太陽周回軌道に入った。
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