マニフェストファイル内のパス設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/25 14:51 UTC 版)
「クラスパス」の記事における「マニフェストファイル内のパス設定」の解説
プログラムがサポートする、helloWorld.jarと呼ばれる、物理的にディレクトリD:\myprogram\に置かれたJarファイルで囲まれたライブラリを使用していることを考えよう、ファイル構造は以下である D:\myprogram\ | ---> helloWorld.jar | ---> lib\ | ---> supportLib.jar このJarファイルで定義されたマニフェストファイルは以下の定義を持つ 。 Main-Class: org.mypackage.HelloWorldClass-Path: lib/supportLib.jar 注意 : マニフェストファイルの終わりは新しい行かキャリッジリターンであることが重要である。 また、この場合のクラスパス文字列は、helloWorld.jarの位置に関連したsupportLib.jarファイルの場所を述べており、絶対ファイルパスではない(それは例えばコマンドラインの-classpath引数で設定することもある)ことに注意すること。このため、実際のJarファイルの場所とそのサポートライブラリは二者間で保持される相対ディレクトリ構造と同じくらい無関係である。 このプログラムを起動するため、以下のコマンドを使用する : java -jar D:\myprogram\helloWorld.jar クラスパスがマニフェストファイルに既に定義されているため、プログラムクラスやサポートライブラリクラスへのクラスパスは定義する必要はない。 注意することは、起動するメインクラスを定義するためには役に立たず、Jarファイルのマニフェストは形式の行を含まなければならないことである。 Main-Class: classname -jarオプションはJavaDocの処理をするためである。 マニフェストファイル内の、複数のライブラリJarファイルを指定するための文法は、空白によりエントリを分割する : Class-Path: lib/supportLib.jar lib/supportLib2.jar
※この「マニフェストファイル内のパス設定」の解説は、「クラスパス」の解説の一部です。
「マニフェストファイル内のパス設定」を含む「クラスパス」の記事については、「クラスパス」の概要を参照ください。
- マニフェストファイル内のパス設定のページへのリンク