マツモト模型とは? わかりやすく解説

マツモト模型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/17 14:00 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search
マツモト模型
本社所在地 日本
602-0825
京都府京都市上京区表町22-1
事業内容 鉄道模型製造・販売
外部リンク www2.odn.ne.jp/matsumotomokei/
テンプレートを表示

マツモト模型(まつもともけい)とは、日本鉄道模型メーカー、模型店。

概要

京都府京都市上京区に所在する。主に16番ゲージ鉄道模型の車両を扱う模型小売店でもある。

創業者の松本正二(1913年[1]-1976年12月18日[2])は戦前の『科学と模型』に鉄道模型記事を執筆し、代表作であるパシフィック207は電動併用ライブスティームで昭和10年子供の科学展覧会において特選をとったほどの技量をもつ模型人であった。その第二次世界大戦前から戦後にかけて製作した35mmゲージ蒸気機関車電気機関車模型の一部は店内に展示されている。

真鍮製品(ブラスモデル)だけではなく、木と紙で造られたペーパー製の特製品は、本当に紙で出来ているのか疑いたくなるような出来である。

阪急電車大軌南海京阪など、関西私鉄の明治期から昭和初期の電車、鉄道省時代の木造客車、京都市電など、他では製品化されない時代の車両を特製品として製造、販売している。また、一部キットも供給している。

かつて販売された16番ゲージC62ライブスチームモデルは、不可能と考えられていた小ささで動力化を実現しギネスブックにも掲載された。

2006年に2代目店主の松本明が病気で急逝。特製品の製造が不能になり、親族が経営を継続している。

所在地

京都市上京区寺町通今出川上ル

1969年東京に支店を構えていた[3]

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 「松沢正二作品集」『鉄道模型趣味』No.331、40頁
  2. ^ 『鉄道模型趣味』No.344、70頁
  3. ^ 「広告」『鉄道模型趣味』1969年9月号

外部リンク






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マツモト模型」の関連用語

マツモト模型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マツモト模型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマツモト模型 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS