マクシムショスタコーヴィチとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 演奏家 > ロシアのクラシック音楽のピアニスト > マクシムショスタコーヴィチの意味・解説 

マクシム・ショスタコーヴィチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 15:41 UTC 版)

マクシム・ドミトリエヴィチ・ショスタコーヴィチ
Максим Дмитриевич Шостакович
2009年
基本情報
生誕 (1938-05-10) 1938年5月10日(85歳)
出身地 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国レニングラード
学歴 モスクワ音楽院レニングラード音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト指揮者
担当楽器 ピアノ

マクシム・ドミトリエヴィチ・ショスタコーヴィチ: Максим Дмитриевич Шостакович / Maxim Dmitrievich Shostakovich, 1938年5月10日 - )は、ロシア出身の指揮者ピアニスト。当初ピアニストとして、次いで指揮者として活動を始め、父親の交響曲第15番の初演(1972)を指揮。その後も無名のものも含めた父の作を多く取り上げている。

経歴

1938年、レニングラード生まれ。ピアノをモスクワ音楽院レニングラード音楽院ヤコフ・フリエールのクラス)で学ぶ。音楽院において指揮に興味を持つようになり、初めはニコライ・ラビノヴィチとアレクサンドル・ガウクについて学び、後にゲンナジー・ロジェストヴェンスキーの下で学ぶ。 卒業後、ソビエト放送交響楽団の首席指揮者に就任した。1981年アメリカ合衆国に脱出した。ニューオーリンズ交響楽団や香港フィルハーモニー管弦楽団サンクトペテルブルク交響楽団などを指揮している。父の作品の録音が多いが、ラフマニノフも得意としている。父のピアノ協奏曲第2番は、マクシムのために作曲され、彼の独奏によって初演された。

録音は、メロディアやコリンズ、スプラフォンなどのレーベルから出ている。特に父の交響曲第15番やバレエ組曲「黄金時代」「ボルト」、映画音楽などの録音(メロディア)は評価が高い。スプラフォンからは、プラハ交響楽団を指揮したショスタコーヴィチ交響曲全集がリリースされている。

また、「2台のピアノのためのコンチェルティーノ」を父と共演した録音も残されている。

家族

  • 父:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
  • 母:ニーナ・ヴァルザル
  • 息子ドミートリイ・マクシーモヴィチ・ショスタコーヴィチ-ピアニスト。シャンドス・レーベルから、マクシム指揮、ドミートリイ2世のピアノ独奏によるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲集のCDがリリースされている。

脚注






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

マクシムショスタコーヴィチのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マクシムショスタコーヴィチのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマクシム・ショスタコーヴィチ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS