マカオの試合参加辞退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 15:19 UTC 版)
「2022 FIFAワールドカップ・アジア1次予選」の記事における「マカオの試合参加辞退」の解説
マカオサッカー協会は、同年4月にスリランカで大規模テロ事件が発生したことを踏まえ、スリランカのホームゲーム会場を国外とするよう国際サッカー連盟(FIFA)・アジアサッカー連盟(AFC)・スリランカサッカー連盟に要望していたものの、最終的にスリランカ国内での開催が認められた。これに対しマカオサッカー協会は第1試合(マカオのホームゲーム、6月6日実施)と第2試合(スリランカのホームゲーム、6月11日にコロンボのスガサダシュ・スタジアムで実施予定であった)の間の6月8日に、安全の確保ができないとして、スリランカに選手を送らず予選を辞退することを表明した。一方でマカオの選手は反発しており、今後の代表への不参加の可能性も表明している。 AFCは6月10日に、マカオが6月11日に予定されていたスリランカのホームゲームに出場しないこと、またそのことをFIFAならびにAFCの担当委員会に連絡したことを発表した。 FIFAは6月27日に、同試合を没収試合(マカオの0-3での敗戦扱い)とし、マカオサッカー協会に1万スイス・フランの罰金処分を科すことを発表した。
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