マカオの蛋民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 14:43 UTC 版)
1878年の人口統計では、68,086人のマカオ総人口の内、8,935人が水上居民であり、13%を占めていた。1960年代までは、マカオの漁民の9割以上は水上生活をしていたと言われる。香港と同様に、マカオでも1970年代より海岸の埋め立てが進み、近海漁業が衰退し、組織的で設備投資が必要な漁業に移行したこと、漁民夜間学校が開設されて、漁民も子どもの教育に熱心になり、その結果、陸上での就業の機会が増えたことなどから、水上生活をやめて、陸上生活に移行する人が増えた。マカオの水上生活者には広東省の戸籍をも持つ人もいる。
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