マイケル・アリスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マイケル・アリスの意味・解説 

マイケル・アリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 06:34 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
マイケル・アリス
生誕 Michael Vaillancourt Aris
(1946-03-27) 1946年3月27日
 キューバ ハバナ
死没 1999年3月27日(1999-03-27)(53歳)
イギリス オックスフォードシャー オックスフォード
出身校 ダラム大学
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院
配偶者
アウンサンスーチー
(m. 1972; 彼の死去 1999)
子供 アレクサンダー・アリス英語版
キム・アリス
署名

マイケル・アリス(Michael Vaillancourt Aris、1946年3月27日 - 1999年3月27日)は、イギリス東洋文化学者チベットヒマラヤの文化を専門とした。

経歴

1946年、キューバハバナ生まれ。父はイギリス人ブリティッシュ・カウンシルに勤務していた。1967年にダラム大学を卒業し、7年間ブータン王国の王家の子供たちの家庭教師を務めた。オックスフォード大学のセント・ジョーンズ・カレッジなどで講師。1978年ロンドン大学ソアーズ(SOAS)で博士号取得。

1972年、大学で知り合った一つ年上のアウンサンスーチーと結婚し、北オックスフォードに住む。アレクサンダー、キムの二人の息子をもうけた。1988年、母の看病のため帰国した妻がビルマ民主化運動の指導者になると、ロビー活動をおこなって妻を後方支援した。その後、妻はビルマで自宅軟禁された。

1997年前立腺がんと診断され、国連コフィー・アナン事務総長ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世アメリカ政府がビザ発給をビルマ政府に申請したがビルマ政府は認めず、代わりに妻にイギリス行きを勧めた。だが妻は、ビルマへ帰れなくなることを恐れて従わず、1995年のクリスマスに会ったのを最後に、アリスはオックスフォードで53歳の誕生日に死去した。

家族・親族

  • 双子の兄:アンソニー・アリスもチベット文化学者で、出版関係者。
  • 妻:アウンサンスーチー
  • 子:アレクサンダー・アリス、キム・アリス

映画化

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』2011で、デヴィッド・シューリスがアリス役を演じている。

日本語文献

脚注





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マイケル・アリス」の関連用語

マイケル・アリスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マイケル・アリスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマイケル・アリス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS