ポラロイド フィルムとの写りの違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:06 UTC 版)
「インポッシブル・プロジェクト」の記事における「ポラロイド フィルムとの写りの違い」の解説
製造機械や作業人員は確保したが、薬品材料・電池など一部調達が出来ず当時と全く同じ乳剤が存在しないため、ポラロイド時代とはまったく異なる新しいインスタントフィルムを製造している。当時はフィルム表面にUV加工が施されており、フィルム排出後は外光の影響を受けなかったが、現在は材料がないため同じ工程での製造ができず、そのままではフィルム排出後も感光してしまうため、遮光板をカメラに設置する等の対策が必要となる。また、乳剤の原料も存在しないため当時よりも温度や湿度に弱く、適正温度下で撮影後にジップロックのような密封可能なものに写真と乾燥剤を入れ、数日乾燥させる必要がある。このようにポラロイド時代にはなかった手順が必要だが、これを逆手にとった写真家によって、ユニークな作品が発表されている。詳しい手順等は日本法人のWEBサイトに詳しく記載されている。http://www.the-impossible-project.jp/
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