ボリビア東部鉄道における運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 04:40 UTC 版)
「ボリビア国鉄DE95形ディーゼル機関車」の記事における「ボリビア東部鉄道における運用」の解説
長い間ボリビア西部鉄道で活躍していたこれらの機関車だが、ボリビア国鉄が運営するもう一つの鉄道路線網であるボリビア東部鉄道で機関車が不足していたことから、5両のDE100形が転属することとなった。 なお、転属元のボリビア西部鉄道と転属先の同東部鉄道はボリビア国内において接続しておらず、転属は隣国アルゼンチンのフフイ州およびサルタ州内のベルグラーノ将軍鉄道(スペイン語版)を介して行われた。 運用開始当初は転属前の姿のままであったが、のちにボリビア東部鉄道のオリジナル塗装へ変更された車両が現れたほか、DE1019号機は前面のパノラミックウインドウが平面ガラスへ交換され、前照灯が一つ増設された。 これらの5両は2000年代にボリビア西部鉄道へ復帰し、塗装も同鉄道オリジナルのものへ変更されているほか、2015年にはDE95形がトレーラーによる陸送でボリビア東部鉄道へ送られた。これはボリビア東部鉄道において車両不足が発生したことによるものであったが、同鉄道と接続するブラジル・リオデジャネイロの鉄道会社・SuperViaより中古のディーゼル機関車を購入したことから、再びボリビア西部鉄道へ復帰している。
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