ボリビア国内への延伸計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 03:55 UTC 版)
「マデイラ・マモレ鉄道」の記事における「ボリビア国内への延伸計画」の解説
ボリビア政府は、マデイラ川を挟んで終点駅のあるグアジャラ・ミリン(英語版、ポルトガル語版)の対岸に位置する、ボリビア側の町、グアヤラメリンからリベラルタへの鉄道を計画していた。ボリビア政府は、マデイラ・マモレ鉄道会社に建設を要請した。計画区間は約45kmと短く、鉄道会社の調査でも技術的に可能と判断し、ボリビア側の延長線建設に踏み切った。 延長工事は、1914年1月にグアヤラメリンとリベラルタの両側から始められた。この時、リベラルタ側からの工事を請け負ったのは、日系移民の八木宣貞であった。八木宣貞は、日系移民30人、ボリビア人30人を雇い入れ、原始林の伐採を始めた。しかし、1914年8月、下落が止まらない天然ゴム価格を受けてマデイラ・マモレ鉄道会社は延長線工事の中止を決定した。
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