ボランティアバスの始まり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/22 14:10 UTC 版)
「ボランティアバス」の記事における「ボランティアバスの始まり」の解説
阪神・淡路大震災は、ボランティア元年とされているが、当時のボランティアは個人や乗り合わせにより被災地での活動を行っていた。バスを利用し被災地へ向かう動きが始まったのは、平成9(1997)年1月に島根県隠岐島沖の日本海で発生したナホトカ号重油流出事故での災害支援からであり、形態はボランティア同士が集まりバスをチャーターするというものであった。更に平成16年7月14日に発生した新潟・福島豪雨、7月18日に発生した福井豪雨、それ以降の平成16年に発生した多くの水害(台風や豪雨)では、福井県・愛知県・京都・山梨県など各地の災害系NPO(法人や任意団体)などが地元を中心に広くボランティアを募集してバスを走らせた。これがのちのボラバスの原形となる。その後の新潟中越地震、新潟中越沖地震災害など甚大な自然災害が発生するたびにボラバスの運行が徐々に増えはじめ、東日本大震災での支援活動を契機に全国に広がることになった。
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