ホワイトハウスと幽霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 18:31 UTC 版)
ホワイトハウスは何人もの亡霊が現れる幽霊屋敷だという噂がある。古い幽霊は18世紀末まで遡る。ホワイトハウスは1800年、第2代大統領ジョン・アダムスの時代に完成したが米英戦争のさなかにイギリス軍によって焼かれ、再建することになり焦げた外壁を白く塗りつぶしたためホワイトハウスと呼ばれるようになった。アダムズ大統領夫人のアビゲイルはホワイトハウスが汚れていたためいつでも掃除をしていたが、死後もしばしば幽霊となって掃除に現れたという。次は、第4代大統領ジェームズ・マディソンの夫人ドリーにまつわるもので、ウッドロウ・ウィルソンの夫人エディスがホワイトハウスのバラ園の場所を移そうとした時、仕事を請け負った庭師の前に現れたという。なかでも第16代大統領エイブラハム・リンカーンにまつわる幽霊は特に有名で、第30代大統領カルビン・クーリッジの夫人グレースは、大統領執務室の窓のところに立つリンカーンを見たし、ホワイトハウスに滞在したオランダのウィルヘルミナ女王もホワイトハウスの寝室でリンカーンの亡霊を見たので、それをフランクリン・ルーズベルト大統領に話したところ、ルーズベルト夫人や秘書もリンカーンの亡霊を見たと述べたという。
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