ホスト星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/07 21:50 UTC 版)
「GRB 970228」の記事における「ホスト星」の解説
3月12日と13日の夜、ジョージ・メルニックは新技術望遠鏡を用いて観測を行い、バーストの位置に、遠い銀河と考えられる暗い星雲を発見した。バーストとこの銀河が無関係であるという可能性はわずかに残るものの、それらの位置の一致は、このガンマ線バーストが銀河系内ではなく遠い銀河で発生したものであるという強い証拠になる。この結論は後に、赤方偏移が初めて測定されたGRB 970508の観測によって支持された。 バーストのアフターグローの位置は、ホスト星の重心からある程度離れており、バーストが活動銀河核で発生したものではないことを示している。銀河の赤方偏移は、後にz=0.695と測定され、これは8.123×109光年の距離に相当する。この距離でガンマ線バーストが等方的に発生したとすると、合計エネルギーは5.2×1044Jとなる。
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