ホイサラ様式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/12 02:15 UTC 版)
なお、ホイサラ朝時代は、壁面に細かなレリーフを施して、平面プランは、張り出し部をジグザグ状にもっているために星型になる三つの聖堂が一組になる独特なホイサラ様式の寺院が建てられた(ホイサラ型建築)。 主としてヴィシュヌヴァルダナが首都ドーラサムドラに建てたホイサレシューヴァラ寺院(英語版)や、ホイサレシューヴァラ寺院よりやや古いと思われる首都のやや南西に位置するベールールに建てられたチェンナケーシャヴァ寺院(英語版)が、さらに南西のカーヴェーリ川中流域のソーマナータプラに建てられたケーシャヴァ寺院(英語版)が挙げられる。 聖堂の屋根の平面プランは、基部にあわせた星型であるが横から見ると釣り鐘状である。寺院の基部には、最下部に象の列、その上に馬の列、神話的な動物たち、唐草模様、神話的な場面が所狭しと細かく彫り込まれている。
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