ペレット触媒コンバーター
活性アルミナなどからなる粒状型(ぺレット型)の担体に活性成分(触媒物質)を担持した触媒を用いた排気ガス浄化装置。有害成分を無害ガスに変換する機能をもつ粒子状触媒(ぺレット触媒)、耐熱鋼などでつくられた容器、および触媒の作動条件を設定する制御システムなどから構成される。ぺレット触媒は生産性がよく、触媒劣化が生じた場合に、詰め替えによって比較的安価に機能回復が可能であることから、加鉛(有鉛)ガソリンの誤使用などによる触媒劣化が懸念された初期の触媒式浄化装置において多用された。排気抵抗の増加、振動や高熱による触媒の摩滅や収縮などの課題があり、現在はモノリス触媒が主流である。
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