ペルセウスとメドゥーサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 03:07 UTC 版)
「メドゥーサ」の記事における「ペルセウスとメドゥーサ」の解説
醜い姿に変えられたメドゥーサはアテーナーなどに手助けされたペルセウスに首を切られるが、その際にペルセウスが持っていた盾は、アテーナーから借り受けたアイギスとも言われる。 メドゥーサは、見るものを石にしてしまう力を持っており、これまでは誰も退治できなかったのである。ペルセウスは鏡のように磨き抜かれた盾を見ながら、曲刀(ハルペー:癒えない傷を与え、不死身殺しの武器とされる)で眠っているメドゥーサの首を掻っ切った。メドゥーサの首からあふれ出た血は、空駆ける天馬ペーガソスを生んだ。また、別伝ではポセイドーンとメドゥーサの子である黄金剣を持った巨人クリューサーオールも生まれたとされる。 ペルセウスが空飛ぶ翼のあるサンダルで海を渡っている際、包んであったメドゥーサの首から血が滴り落ち、それが赤いサンゴになった。切り落としたメドゥーサの首から滴る血が砂漠に落ち、サソリなどの猛毒の生き物が生まれたともされる。
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