ペラペラヨメナとは? わかりやすく解説

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ペラペラヨメナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 09:54 UTC 版)

ペラペラヨメナ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: ムカシヨモギ属 Erigeron
: ペラペラヨメナ E. karvinskianus
学名
Erigeron karvinskianus
DC.
和名
ペラペラヨメナ
ペラペラヒメジョオン
英名
Mexican fleabane
Latin American fleabane
Santa Barbara daisy

ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜、学名:Erigeron karvinskianus)は、キク科・ムカシヨモギ属の植物の一種。別名「ペラペラヒメジョオン」、「メキシコヒナギク」、「ゲンペイコギク(源平小菊)」、「ムキュウギク(無休菊)」。

葉が薄く、ヨメナのような花を付けることから命名された。

分布

中央アメリカを原産地とする[1]

アフリカ、ヨーロッパ、アジアに移入分布する[2]。日本では1949年京都大学の標本庫の壁で初めて確認され、 つづいて1952年金沢市で採集された[3]。当初はニュージーランド原産のVittadinia trilobaとされていたが、1979年に学名が修正された[1]。現在では本州関東地方以南)・四国九州に帰化している[2]

日本では、「源平小菊」(花が白から赤に変色することから)、「エリゲロン」の名で市販されている。

特徴

多年草で、草丈は20-40cm。頭状花が咲くが、花びらの色は白色から淡紅色に変色する。地表に近い葉は3-5裂し、柄がある。茎は根元で分岐するが仲間のヒメジョオンハルジオンよりも細く、匍匐することが多い。果実は痩果で、白い毛が付いている。

石垣の間などに生える。

参考文献

  1. ^ a b 北村四郎「ペラペラヨメナの学名の訂正」『植物分類・地理』第29巻第6号、日本植物分類学会、1978年11月30日、NAID 110003759845 
  2. ^ a b ペラペラヨメナ 国立環境研究所 侵入生物DB
  3. ^ 北村四郎「ペラペラヨメナ」『植物分類・地理』第20巻第1号、日本植物分類学会、1962年5月30日、 NAID 110003762886 

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