ベンダー中立性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/25 23:57 UTC 版)
「ヨーロッパコンピュータドライビングライセンス」の記事における「ベンダー中立性」の解説
ECDLに対する批判として、マイクロソフト寄りであり、同社へのベンダロックインを助長するものだとの指摘がある。 ECDL Foundationは、検定プログラムのベンダ中立性について声明を発表している。各オペレーティングシステムは基本的な構造が異なるため、一般に検定提供者はベンダに依存しないコースを用意することはできないが、複数のコースを用意して学習者が自身のニーズに合わせてMicrosoft、Mac、Linuxのシステムを選択して学習できるようにすることは可能である。 マイクロソフト寄りであるとの批判は、学習者の大多数 (約95%) が Microsoft用を選択していることから来るものである。これは、Microsoft用以外のシステム向けにコースを用意することが採算に合わないと各検定提供者が考える理由にもなっている。また、これから学習しようとする人が各種のシステム向けのECDL検定が受験可能なことに気付いていない場合も多い。
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