ヘビー級の高き壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 05:41 UTC 版)
「ボブ・フォスター」の記事における「ヘビー級の高き壁」の解説
ライトヘビー級で無敵を誇ったボブ・フォスターは、今度はヘビー級王座に的を絞った。当時はクルーザー級が無く、ライトヘビー級の一階級上の階級がヘビー級である。元々長身でヘビー級の選手だったボブ・フォスターにとっては当然の選択と言える。しかし、当時のヘビー級は、ビリー・コンやアーチー・ムーアといったライトヘビー級の名王者達がヘビー級に挑み跳ね返されており、「ライトヘビー級の選手はヘビー級の王者にはなれない」というジンクスがあった。 1970年11月18日、ヘビー級王者ジョー・フレージャーに挑むも2回KO負けを喫した。 1972年11月21日、NABF北米ヘビー級王者モハメド・アリに挑むも8回KO負けを喫し、ついにヘビー級のタイトルには届かなかった。 1974年6月17日、15回引き分けでライトヘビー級王座の14度目の防衛に成功すると王座を返上。ノンタイトル戦を何度かこなした後引退した。 最終戦績は65戦56勝(46KO)8敗1分。世界戦戦績は16戦14勝(11KO)1敗1分。
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