ヘビの蛇腹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 15:09 UTC 版)
ヘビの腹面を「蛇腹」と呼称するのはいわゆる俗称であって、その大半を占めている咽頭部(横幅が縦幅よりも大きな鱗の部分を先端として)から総排出腔まで横節に分かれている腹板(腹鱗)、肛門部にあたる肛板、肛板の後縁から後ろの尻尾の部分に当たる対構造となった尾下腹に分けられる。 鱗で覆われた蛇の表皮は覆瓦状に重なって配列されており、鱗と鱗の間の部分には柔らかく弾力性に富んだ皮膚が畳み込まれており、必要に応じてこの部分を伸縮させることが出来る。 また、腹板は蛇の種類によって数や形態が微妙に違っており、その種類を判別する要素の一つとなっている。
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