プールの構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:21 UTC 版)
プールの構造にはRC製、アルミ製、ステンレス製、FRP製などがあるが、FRP製を除いて規格を満たせば水泳競技の公認プールとすることができる。 プールの排水口は、その膨大な水量を素早く排出するため、銭湯などのそれと比べて非常に大きな物が取り付けられている。通常は金網などで安全対策が行われるが、死亡・負傷事故も起きている。金網や柵が外れて全身が吸い込まれたり、それらがあったり排水口が小さく作られていたりしていても足だけ嵌り込まれたり、身体の一部が強い水流で排水口に密着してしまったりすることが原因である。こうした危険に対処するため、学校用FRP製プールで国内シェアトップのヤマハ発動機では、排水口を複数設置して(1つあたりの)流水圧の低減を図る、排水口部分の構造をL字型にしてその上から金網を張る、といった措置を取っている。同社製のプールでは2016年時点で一度も事故は発生していないという。
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