プログレスM-54とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > プログレスM-54の意味・解説 

プログレスM-54

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 23:13 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Progress M-54
任務種別 ISS 補給船
運用者 ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID 2005-035A
特性
宇宙機種別 プログレス-M
(11F615A55)
製造者 エネルギア
任務開始
打ち上げ日 2005年9月8日 13時7分54秒 (UTC)
ロケット ソユーズ-U
打上げ場所 バイコヌール 1/5
任務終了
廃棄種別 軌道離脱
減衰日 2006年3月3日 12時52分18秒 (UTC)
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
傾斜角 51.6 度
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ズヴェズダ Aft
ドッキング(捕捉)日 2005年9月10日 14時41分3秒 (UTC)
分離日 2006年3月3日 10時6分10秒 (UTC)
dock時間 6ヶ月

プログレスM-54ロシア連邦宇宙局国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために2005年に打ち上げたプログレス補給船NASAではProgress 1919Pなどとも称し、型式はプログレス-M (11F615A55)型でシリアル番号は354番だった[1]

運用

プログレスM-54は2005年9月8日13時7分54秒(GMT)にバイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-Uで打ち上げられた[1]。2日後の9月10日14時42分3秒(GMT)にISSのズヴェズダモジュールAftポートにドッキングした[2][3]

およそ6ヶ月間ドッキングを続け、2006年3月3日10時6分10秒(GMT)にドッキングを解除した[2][4]。同日の13時5分0秒(GMT)に軌道を離脱[2]、太平洋上の大気圏で燃焼し、燃え残りは13時52分18秒(GMT)ごろに海上に落下したとされる[2][5]

搭載貨物

M-54は第11次長期滞在のクルーなど向けの食料、水、酸素のほか化学実験用の装置類などを詰んでおり、また、引退したオーラン宇宙服を利用してISS内で製作する宇宙服衛星用の発信機も積まれていた。

  1. ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年6月6日閲覧。
  2. ^ a b c d Anikeev, Alexander. “Cargo spacecraft "Progress M-54"”. Manned Astronautics - Figures & Facts. 2007年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月6日閲覧。
  3. ^ Wade, Mark. “Progress M”. Encyclopedia Astronautica. 2016年7月11日閲覧。
  4. ^ Zak, Anatoly. “Progress cargo ship”. RussianSpaceWeb. 2009年6月6日閲覧。
  5. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年6月6日閲覧。

関連項目



このページでは「ウィキペディア」からプログレスM-54を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からプログレスM-54を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からプログレスM-54 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プログレスM-54」の関連用語

プログレスM-54のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プログレスM-54のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプログレスM-54 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS