プレキャストコンクリートによる外壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:19 UTC 版)
「科学技術館」の記事における「プレキャストコンクリートによる外壁」の解説
建物外壁には六芒星に打ち抜きされた、「プレキャスト・コンクリート・パネル」がほぼ全面に使用された。これは平山嵩のアイデアで、外面から建物が一見して何階建てなのかわからなくすることで、建物を大きく見せようという設計意図であった。 プレキャストパネルは、標準寸法が長さ3450mm、幅975mm、リブ厚180mmで、凸面を外向きに取り付けられた。工場で製造されたパネルを現場の大型クレーンで屋上に釣り上げ、取り付け位置には順番に小型クレーンで建込みして取り付けられた。目地はモルタル詰めされ、最後にセラスキン吹付けで仕上げを行った。
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