プリンス・アルバート (サスカチュワン州)とは? わかりやすく解説

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プリンス・アルバート (サスカチュワン州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 14:39 UTC 版)

プリンス・アルバート

City of Prince Albert
プリンス・アルバート市街
愛称: 
"P.A."
標語: 
Gateway to the North
サスカチュワン州内の位置
プリンス・アルバート
プリンス・アルバートの位置
プリンス・アルバート
プリンス・アルバート (カナダ)
座標:北緯53度12分 西経105度45分 / 北緯53.2度 西経105.75度 / 53.2; -105.75座標: 北緯53度12分 西経105度45分 / 北緯53.2度 西経105.75度 / 53.2; -105.75
カナダ
 サスカチュワン州
行政区 第15区分
創設日 1885年
面積
 • 合計 65.68 km2
標高
440 m
人口
2006年
 • 合計 34,138人
 • 密度 512人/km2
等時帯 UTC-6 (CST)
 • 夏時間 なし
ISO 3166コード CA-SK
ウェブサイト www.citypa.ca

プリンス・アルバート: Prince Albert)は、カナダサスカチュワン州の都市。州中央部のサスカチュワン川沿いに位置する。サスカトゥーン、州都レジャイナに次ぐ州内第3の都市である。名前はイギリスヴィクトリア女王の夫アルバート公にちなむ。

プリンス・アルバートは州北部へ向かう際の最後の人口密集地であるため、「北へのゲートウェイ」として知られる。

歴史

従来この町はクリー族によって「キスタピナニク」(kistahpinanihk、きれいなところ、人の集まるところ)と名付けられていた。1692年に最初の白人ヘンリー・ケルシーが来訪し、その後交易所が創設された。1862年にハドソン湾会社の英系メティ社員ジェームズ・イスビスターが現在の市街地に入植して農耕を行ない、次いで他の入植者たちも増えた。

1866年にカナダ長老派教会が、教会を中心としたコミュニティーを現在の市街地中央部に建設した。また町の西部に出来たポーター・タウンと合わせ、現在のプリンス・アルバートとなった。

地理

プリンス・アルバートはノース・サスカチュワン川岸にあり、南部は肥沃で農耕に適した土地で、その北にはタイガが広がる。

経済

プリンス・アルバートは州北部へのゲートウェイとして発展した。但しカナダ太平洋鉄道が敷設した大陸横断鉄道はもっと南側のルートを通ったため、町の発展は止まったとされ、1927年には市は破産寸前となった。

1945年にプリンス・アルバート国立公園が設立され、観光部門が再び市の経済に活況をもたらした。その後は農業、林業、観光、鉱業及びその他のサービス産業を中心に発展した。

交通

空港

  • プリンス・アルバート空港

公共交通

  • プリンス・アルバート交通局(Prince Albert Transit):市バスを運行
  • サスカチュワン交通公社(Saskatchewan Transportation Company):都市間バスを運行

教育

  • サスカチュワン応用科学技術学院(SIAST、The Saskatchewan Institute of Applied Science and Technology)・ウッドランド校

文化

  • プリンス・アルバート美術館(Art Gallery of Prince Albert)
  • プリンス・アルバート歴史博物館(Prince Albert Historical Museum)

観光

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