プリザーブド‐フラワーとは? わかりやすく解説

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プリザーブド‐フラワー【preserved flower】

読み方:ぷりざーぶどふらわー

preserve保存する意》生花保存液と着色料を吸わせ、乾燥したものブーケインテリアなどに使われるドライフラワー異なり鮮やかな色や柔らかい感触などを長期間保つことができる。


プリザーブドフラワー

ドライフラワー違って生花に近い質感のまま保存できる花。生花瞬間冷却したあと化学処理行い、色を入れ込んだ花材特殊加工により発色がよく直射日光避ければ2~6年保存できるので、ブーケ記念に美しく残したい人におすすめ。英語で「保存する」という意味。最近は生花でなくプリザーブドフラワーで作ったブーケ人気

プリザーブドフラワー


プリザーブドフラワー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/08 11:17 UTC 版)

プリザーブドフラワー英語:preserved flowers)とは加工保存された花[1]

生花や葉を特殊液に浸し水分を抜いて作られる。

「プリザーブド」が浸透していない時期に「ブリザードフラワー」と誤って呼ばれた事もあった。[要検証]

概要

フランスのヴェルモント社が特許保存技術を1991年に発表し、フローラルデザイナーたちが利用して広まった。ただしプリザーブドフラワーはヴェルモント社が開発した訳ではなく、グリセリンを薬局で購入してプリザーブドフラワーを製作する趣味は昭和期から存在している。

特徴

長所

小売店で販売されている様子。
バラのプリザーブドフラワーと、造花との組み合わせ。
  • 水を与える必要がないためイベントなどに向いている。短期劣化がないことで見る者にストレスを感じさせない。
  • 生きた植物と比べても遜色のない、瑞々しい質感と柔らかさがある。
  • 軽い。
  • 適切な保存環境で長期に形を維持する。
  • 花粉アレルギーの心配が無く、病院などでの見舞に利用しやすい。
  • ウェディングブーケとして利用できる。生花ブーケを発注して、挙式後にプリザーブドフラワーにする場合は、結婚式でもプリザーブドフラワーを利用すれば手間が省ける。

短所

  • 加工を要するため販売価格は高い。
  • 生花よりも破損しやすい。
  • 湿気や強い紫外線に弱い。
  • 布などに長期に接していると花の染料が色移りする。
  • 素材の性質上、花を隙間無く配置する構成に表現が偏る。ただしリアル造花やドライフラワーと組み合わせれば、表現方法は広がる。

脚注

  1. ^ 「preserve=○○を加工保存する」と英和辞典に記載

関連項目





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