プライド・オブ・アメリカとは? わかりやすく解説

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プライド・オブ・アメリカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/19 01:38 UTC 版)

プライド・オブ・アメリカ
ホノルル港に接岸中の本船(2010年)
基本情報
船種 クルーズ客船
船籍 アメリカ合衆国
所有者 ノルウェージャン・クルーズライン
運用者 ノルウェージャン・クルーズライン・アメリカ
建造所 インガルス造船所
ロイド・ヴェルフト
信号符字 WNBE
IMO番号 9209221
MMSI番号 366994450
経歴
進水 2002年9月16日
竣工 2005年6月6日
就航 2005年7月23日
現況 就航中
要目
総トン数 80,439 トン
全長 280.6 m
32.2 m
喫水 8.0 m
機関方式 ディーゼル・エレクトリック
航海速力 21.0ノット
旅客定員 2144名(最大2440名)
乗組員 1000名
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プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)は、ノルウェージャン・クルーズライン(NCL)が運航しているクルーズ客船

概要

本船は元々AMCV(アメリカン・クラシック・ヴォヤージ)が「プロジェクト・アメリカ」計画として2隻の建造を予定していた客船のうちの1番船で、アメリカのインガルス造船所で建造中だったが、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の影響でAMCVが倒産。建造途中だった船体を2002年8月にスタークルーズが傘下のNCL向けに購入し、ドイツへ曳航してロイド・ヴェルフトで建造を続行する事とし、その際合わせて船体延長して、72,000総トン(AMCVの計画時)を80,439総トンに大型化した。しかし2004年1月14日、ロイド・ヴェルフトでの艤装工事中に暴風によって浸水擱座する事故が発生し、当初就航予定の2004年7月から約1年遅れの2005年6月6日にようやく竣工した。

その後、6月17日にニューヨークで行われた命名式にて、アメリカ労働長官のイレーン・チャオによって命名され、7月23日よりハワイクルーズに就航した。[1]運航はNCLのアメリカ国内クルーズ向けブランド、NCLアメリカが行っており、また本船はアメリカ船籍で、同船籍の外航客船としては1958年に竣工した客船以来、47年振りの新造船であった。

本船の客室は全部で1,069室あり、そのうちの835室が海側に面している。

参考文献

  • 海人社『世界の艦船 増刊 世界のクルーズ客船 2009-2010』2009年12月号増刊 No.716
  • 海人社『世界の艦船』2005年9月号 No.647
  • 海人社『世界の艦船』2006年3月号 No.655
  • 海事プレス社『クルーズシップ・コレクション2012-2013』4月臨時増刊

脚注

外部リンク


プライド・オブ・アメリカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/09 02:24 UTC 版)

ノルウェージャン・クルーズライン」の記事における「プライド・オブ・アメリカ」の解説

船名完成年就航最終改装トン数船籍備考画像プライド・オブ・アメリカ 2005 2005 2013/2016 80,439 トン アメリカ アメリカ船籍としては1958年竣工した客船以来47年振り大型新造船。

※この「プライド・オブ・アメリカ」の解説は、「ノルウェージャン・クルーズライン」の解説の一部です。
「プライド・オブ・アメリカ」を含む「ノルウェージャン・クルーズライン」の記事については、「ノルウェージャン・クルーズライン」の概要を参照ください。

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